アイスクリームのお皿

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【映画】 雪の日に2本立て(目黒シネマ)

*花とビールです。ブログ始めということで、テスト投稿です。

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都内でも積雪が観測された1月も終わりの某日、目黒シネマに行ってきました。

平日かつ雪なのでがら空きかと思いきや、普通にお客さんがいる。

「台風の日に、空いているだろうと思って病院に行ったらいつもより混んでいた」

という体験談を最近聞いたので、天候は案外関係ないのかも。

今回は「こじらせ女子も納得!ちょっとビターな2本立て」というテーマの2本を観てきました。

 「感動物語」にならないヒューマンドラマ

 『ショート・ターム』 (2013年/アメリカ/97分)


ショート・ターム - 映画予告編 - YouTube

物語の舞台は、ティーンエイジャーをケアする短期保護施設”ショート・ターム”。ここで働く20代のケアマネージャー、グレイスと同僚でボーイフレンドのメイソン。子供が出来たことをきっかけに、二人の将来はささやかながらも幸せなものになるかと思われました。でも実は、グレイスの心には、たったひとりの信頼できる彼にも打ち明けられない、深い深い闇が横たわっていたのです。

高評価なのも納得。「感動のヒューマンドラマ」という宣伝文句にあるような湿っぽさは一切ない。そこが素晴らしい。虐待やネグレクトを受けた子供たちや主人公の心の傷が、日常を通して淡々と丁寧に描かれている。

傷付いた者同士のひりひりした空気感が絶妙。苛立ち・憎しみ・自己嫌悪など、それぞれが抱える微妙な感情の揺れがすごくリアル。

ジェイデンがだんだん変わっていくさまがよい。あと黒人のマーカス役、本当に心が死んでいる人みたいでひやっとした。演技なんだけど。

人間って誰か(特に好きな人)に傷つけられたとき、その事実を認めることが一番難しくて苦痛なんだと改めて思う。

重いテーマを扱っているけどいい子たちばかりだし、救いもちゃんとあって、観終わったあと落ち込まない映画。

≪おまけ≫

観る前に行ったトイレの装飾がすんごく可愛いくて、本編観てこれか!と思った。

目黒シネマで観るならぜひトイレに行ってください。シルバニアファミリーほしい。

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27歳、アメリカの喪女の実態

『フランシス・ハ』 (2013年/アメリカ/95分)


映画『フランシス・ハ』予告編 - YouTube

 ニューヨーク・ブルックリンで親友ソフィーとルームシェアをする27歳の見習いモダンダンサー、フランシス。ダンサーとしてなかなか芽が出ない上に、彼氏と別れて間もなく、ソフィーとの同居も解消となり、自分の居場所を探してニューヨーク中を転々とするはめに!(略)不器用で大雑把だけどチャーミングな彼女の姿に、誰もが共感を覚え、心が軽やかになり、不思議なタイトル”フランシス・ハ”の意味が明らかになるラストに胸を打たれる。

これは残念ながら期待外れでした。。主人公に全く共感できず。

掃除ができないズボラさ、酔っ払って周りの人の気持ちも考えずに自分語りをする、才能はないくせに頑固…など、見てられない感じ。ここまでひどくはないけどある部分で同族嫌悪なのかもしれない。

何度も登場する “undatable” =「非モテ」が今っぽい。「こじらせ女子」とかも英語で出てくるんだろうか。

テーマソングでサザエさんを連想した人は少なくないはず。

 

目黒シネマはとても素敵な映画館でした。また行く。

2週間限定の上映なので気になる人はお早めにどうぞ。

 

引用:目黒シネマ公式HPより

目黒シネマ(大蔵映画)公式WEBサイト